アカペラグループ「リルト」の素敵な歌声、はたらく仲間からの訴えにつづき、東京大空襲・戦災資料センター館長で、作家でもある早乙女勝元さんの講演です。
12歳で東京大空襲を経験した早乙女さんは、女性・お年より・子どもといった生活弱者がおもに犠牲になった当時の状況を、映像も交えてリアルにお話してくださいました。
灯火管制が解除された喜び、日本国憲法が公布されたときの喜びも伝わってきました。
わたし自身、広島・長崎・沖縄の方の戦争体験談はお聞きしたことがありましたが、「東京大空襲」について、きちんとしたかたちでお話を伺うのは今回が初めてでした。
「言いたいことが言える今の時代に、はっきりとモノを言おう」とおっしゃったのが印象に残りました。