2014年2月17日月曜日

スクールカウンセラー等の増員を! - 2014年第一回定例議会

 近年のいじめの深刻化や不登校児童生徒の増加等に対応するため、臨床心理士などをスクールカウンセラーとして市内に29校ある全中学校に配置し、現在は15名が複数校を担当しています。スクールカウンセラーは、児童生徒に加え、保護者や教職員を対象に相談を行っています。相談内容は、友人関係、親子関係、勉強や部活、進路等のほか、不登校児童生徒宅への家庭訪問には担任と同行するなど、多岐にわたっています。

 小学校からも20校程度から配置要望があがっており、新年度予算で1名を小学校に配置することとなりました。

 また、特別な支援を必要とする児童生徒は、肢体不自由、知的障害等のほかに、近年は学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、愛着障害など多様化してきており、この5年間で約1.5倍に増加しています。そのため、特別支援教育の補助指導員については、60校から157名の配置要望がありましたが、来年度予算では、1名を増員し61名とすることになりました。
 
 スクールカウンセラーにしても、特別支援教育の補助指導員にしても、1名ずつの増員であり、学校現場からの要望と、あまりにも乖離しているのではないかと、石川議員は詰め寄りました。

 これに対し、小池教育長は「教育はマンパワーであり、今後も増員を検討する」と答弁しました。